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日本最大規模のオンライン展示会「ITトレンドEXPO2021 Autumn」が11月9日〜11月12日に開催。~テーマは「ビジネスシーンに新たな出会いを。」~

JPEN
第4回目の開催

株式会社イノベーションのグループ会社で、「働く」を変え、組織や個人が成長できる社会をめざす株式会社Innovation & Co.(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:遠藤俊一)は、第4回目の開催となる日本最大級のオンライン展示会「ITトレンドEXPO2021 Autumn」を、2021年11月9日〜12日に開催した。
ITトレンドEXPOは、同社が運営する法人向けIT製品の比較・検討サイト「ITトレンド」が主催する日本最大級のオンライン展示会。第4回目のテーマは「ビジネスシーンに新たな出会いを。」。IT企業のみならず、業界問わず全てのビジネスパーソンを対象とし、普段あまり聴くことができない特別対談やセッションを多数用意。新しい気づきや出会いを演出する。その中でも特にDX化をテーマとしたセッションや展示エリアを強化。ビジネスのテーマでもあるIT化や効率化など課題を解決できる製品やサービスにも触れることができる。

セッションエリアと展示エリアで展開

ITトレンドEXPOではセッションエリアと展示エリアがある。展示エリアでは10の展示エリア(①セキュリティー ②業務改革/効率化 ③テレワーク推進 ④会計/財務 ⑤Webマーケ&営業支援 ⑥HR/バックオフィス ⑦AI/業務自動化 ⑧ペーパレス/電子化 ⑨コールセンター ⑩製造業向け)――を同時開催。
各展示エリアでは出展している企業とオンライン名刺交換をすることで、気になる製品・サービスの資料ダウンロードや解説動画の視聴ができるようになる。また、チャットによる相談も可能。オンライン名刺交換をすればAmazonギフト(最大5千円)がもらえるキャンペーンも実施された。

セッションエリアでは、スペシャルスピーカーによるここでしか聞けない特別講演を実施。
豪華ゲストによる講演が無料で視聴できた。各分野のスペシャリストによる実現に役立つセッションもすべて無料で発信された。

山口周氏(独立研究者、著作家、パブリックスピーカー)による「コロナ後の世界とビジネスの未来」

山口周氏

1960年代には6%あった先進7カ国の経済成長率は2010年代には1%まで低下している。なぜテクノロジーが進化しているのに経済成長率は低下の一途を辿っているのか?理由は「問題の消失」。現在の日本では8割以上の人が物質的な不足を感じずに生きる「高原社会」となっている。このような社会において、ビジネスはどのような社会的役割を担えるのか?果たして成長は可能なのか?という問題について語った。

CEO・伊沢、未来の営業スタイルを学ぶ!~営業生産性が飛躍的に向上する、マーケティングの神髄~QuizKnock CEO伊沢拓司氏×SATORI株式会社 代表取締役植山浩介氏

伊沢拓司氏(中央)と植山浩介氏(左)

「Webマーケティングの必要性は感じているけど、何から手を付けて良いか分からない」「少人数/1人でマーケティングを担当しているけど、先の展望が見えず心細い」など、マーケティングに関する課題・悩みを抱えている担当者は多い。「マーケターひとりひとりに、革新と確信を。」というスローガンで事業展開するSATORI株式会社の代表取締役、植山氏が語る「お客様が見えないことこそ、マーケティングの神髄」とは?
2021年3月と7月の特別対談でマーケティングについて学んできたQuizKnockのCEO・伊沢氏が、マーケティング業界をけん引するスペシャリストとの対談を通じて、Webマーケティングの未来を学ぶ第三弾。

川上明氏(新潟アルビレックスBB代表取締役社長)による「地方経済を支えるスポーツビジネスの可能性」

川上明氏(右)

従来からのスポーツ・ビジネスモデルに変化が生じている中、1990年代以降、地域密着を掲げてプロスポーツクラブが増加の一途をたどっている。しかし、地域密着を目指せば目指すほど首都圏との経済格差に悩まされるクラブもいる。
そこで、テクノロジーの活用による「DXの推進」を推し進めながら、地域密着と持続的な事業成長を同時に実現させていこうとする新潟アルビレックスBBでの挑戦過程を紹介。

大事なのはコミュニティ ~ ユーザーとの「共創」を経営者 小嶋陽菜氏と語る ~
Her lip to クリエイティブディレクター小嶋陽菜氏×コミューン株式会社代表取締役CEO高田優哉氏

小嶋陽菜氏(右)と高田優哉氏(左)

アパレルブランド「Her lip to」は、小嶋氏がファンとつながるコミュニティでもある。顧客はコミュニティの参加者であり、オーナーである小嶋氏と共にコミュニティを作り、その場を盛り上げている。そんな小嶋氏と、コミュニティによりLTVを最大化させるカスタマーサクセスプラットフォーム「commmune」を運営するCEO高田氏がユーザーとの「共創」について語った。

7月に開催された第3回のITトレンドEXPOのテーマは「DX is Adventure」

前回のITトレンドEXPOでは、デジタル改革担当大臣の平井卓也氏や第4回と同じく小嶋陽菜氏、「現代ホスト界の帝王」と称され、現役引退後は実業家として活躍するROLAND氏などが登壇。今回と同じく豪華ゲストによる講演が無料で視聴できた。また、各分野のスペシャリストによるDX推進・実現に役立つセッションも多数開催され、すべて無料で配信された。

デジタル改革担当大臣の平井卓也氏による特別講演「我が国のデジタル改革について」

平井卓也氏

平井氏は昨年9月にデジタル改革担当大臣に就任。「人、モノ、金、根拠になる法律が何もないところからスタートした。その時に掲げた言葉は『ガバメント・アズ・ア・スタートアップ』。デジタル庁はまさに日本の国のデジタル化を牽引するスタートアップ企業のようなもの。今までにないユニークな組織の設計図だ。よく似た省庁としては復興庁がある。復興庁とデジタル庁は総理直結。トップが総理。そしてほかの庁に比べて内閣府の外郭ではないので強い権限、勧告権をもつ。復興庁は時限の組織。デジタル庁は常に改革し続けなければならない。DXに終わりがないのと同じだ」と紹介。
デジタル庁の目標について「日本のIT関連の予算は国と地方合わせて1兆3千億円。国が8千億円、地方がざっくりみて5千億円。その予算を使っているのに行政サービスが良くならないと皆さん思っているだろう。そこは重要視していて圧倒的に便利にしたいと思っている。最終的にはマイナンバーカードの電子証明書がスマートフォンに掲載できるように法律改正したい。スマートフォンですべての行政手続きが60秒以内に完結するというのを目指している。これが大きな目標」と話した。
また日本の目指す姿として「日本は最先端を走りたいと思っている。全ての人にデジタルの恩恵を届ける。デジタルが苦手な人はおいて行かれるのが世界的だが、ここで日本がこだわるのは『誰一人取り残さない』ということ。スマートフォンを持っていない人がいれば自分のスマートフォンで代わりに手続きをしてあげる。そういう社会を目指す日本流のデジタルの道を『デジ道』と名付けた。綺麗事にせず、すべての国民にデジタルの恩恵を届ける。そこに新たな日本の成長の源泉を見つけていく」と語った。

実業家ROLAND 氏は「コミュ力は努力で手に入る。ローランド流コミュニケーションの極意」をテーマに

ROLAND 氏

女性経験ゼロの男子校出身から、努力でホストの世界の帝王となり、 現在は経営者として活躍するローランドが、ホストならではのコミュニケーション術や部下をやる気にする方法などの極意を話した。

毎回、豪華ゲストが登壇し充実した内容で開催されるITトレンドEXPO。著名人や有名人の講演も多く広くビジネスパーソンが興味をもつ多彩な内容で開催されている。ビジネスの問題解決に繋がるオンライン展示会だ。次回は3月に開催される予定。(JAPAN MICE NAVI編集部)

開催概要

名称 ITトレンドEXPO2021 Autumn
開催テーマ ビジネスシーンに新たな出会いを。
開催日時 2021年11月9日(火) ~ 2021年11月12日(金)
想定来場人数 20,000人(事前申し込み)
来場 無料
登録U R L
主催 株式会社Innovation & Co.

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