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東映グループの三映印刷㈱「地域応援プロジェクト」始動。第一弾は日本三名泉の下呂温泉とのコラボ「Wellness Card　かえるのピクルス(下呂温泉Ｖｅｒ.)」発売～

2023.1.19

JP｜EN

東映グループの三映印刷株式会社（東京都練馬区）は、２０２２年１１月２１日に新型コロナウィルスの影響を受けた観光地をキャラクターの力で応援する「Wellness Card　かえるのピクルス(下呂温泉Ｖｅｒ.)」を発売した。同カードの発売は東映グループの三映印刷株式会社の「地域応援プロジェクト」の一環。両面A面のデザインとして、カードには人気キャラクター「かえるのピクルス」と下呂温泉のイメージ写真がそれぞれ印刷されている。売り上げの一部は下呂温泉観光協会に寄付。旅行の機運を高め、全国に下呂温泉の魅力をアピールする。デザイン性や印刷、パッケージの仕上がりなどクオリティが高く、MICEギフトでの採用やインバウンドの外国人観光客向けを意識したネーミングとなっている。メイド・イン・ジャパンをアピールした商品だ。かえるのピクルスのカード面はカジュアルなデザインで旅行の楽しさを表現。下呂温泉のカード面は落ち着いた雰囲気のデザイン。子どもからシニア層まで、普段使いしやすいデザインだ。
発売に際し、東映グループの三映印刷株式会社からはプレスリリースを発信。かえるのピクルス公式EC通販サイト「La Villa de pickles(ラヴィラドピクルス)」では新商品情報として告知が行われた。

下呂温泉のポスターと「Wellness Card　かえるのピクルス(下呂温泉Ｖｅｒ.)」のパネル

三映印刷株式会社と一般社団法人下呂温泉観光協会としては１１月２１日に、いで湯里ふれあいセンター（岐阜県下呂市森）で記者会見を実施。地元紙、映画関連の通信社、観光の専門新聞で記事として取り組み等が紹介され、各方面への情報発信が実現している。
かえるのピクルスは、様々なテレビ番組とのコラボや大ヒットしたテレビドラマにも登場する人気キャラクターで、東映でアニメ化もされている。瀧康洋・下呂温泉観光協会長は「東映グループと一緒にコラボすることになった。DMOにとってプロモーションは重要。新しいプロモーション手法であり初めての試み。下呂温泉が第1弾ということも嬉しい。売り上げの一部が観光協会に寄付され財源にもなる。DMOとして収益となる事業は電動レンタサイクルがあり、それ次ぐものとなる」と話す。

相原晃・三映印刷社長は「三映印刷は１９５８年設立の映画専門の印刷会社。東映に限らず、大手洋画配給会社などの印刷物も扱っている。観光関連では日本遺産の北前船のPR事業なども手掛けている。下呂温泉は日本三名泉に数えられ、日本国内の温泉ランキングでは常に上位の人気温泉地。加恵瑠神社（かえるじんじゃ）もあり至る所にかえるのキャラクターが掲示されており、かえるのピクルスとの親和性も高い。カードの空気清浄性能にはエビデンスがあり、コンプライアンスを遵守した商品。安心で快適な旅行の一助にとなる」と同カードをアピールした。

下呂商工会のかえるのキャラクター「げろぐるくん」と、かえるのピクルスのぬいぐるみ

相原社長は前株式会社東映エージエンシー社長で当時は三映印刷の社長と兼務しており、東映エージエンシー社長時代からコロナ禍で苦労する観光地を応援することはできないかと考えていた。会見では、今回のプロジェクトの始動のきっかけは当サイトJAPAN MICE NAVIの取材がきっかけであることを話した。
すでに観光関係者からは同プロジェクトがDMOの収益モデルであることが評価されている。
同カードは１１月２６日から「かえるのピクルス公式EC通販サイトLa Villa de pickles(ラヴィラドピクルス)」（https://www.maison-de-pickles.com/）、三映印刷の公式ECショップ（https://saneishop.base.shop/）等で販売を開始。価格は４,５００円（税込）でカード一枚ごとに２００円を下呂温泉観光協会に寄付する。
※同カードのマイナスイオンによる空気清浄機能はサルーテ・ラボ株式会社の技術を採用。同社については、２０２０年１２月２２日に消費者庁による景品表示法の措置命令を受けたが、同社サイトの該当箇所はすでに修正済み。取引のあった商社や大型商業施設などが消費者庁に確認したところ、性能面や取り扱いについては問題無いことを確認した。他のスポーツ用品メーカーもコラボ商品を発売したほか、今回東映グループの三映印刷でも今回のプロジェクトに採用し取り扱いを始めている。