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サッポロビールが「ヱビス プレミアムカウンター」を期間限定で開設。~今年で誕生130年を迎えるヱビスビールは日本の歴史や文化と寄り添いながら新たなチャレンジを続ける~

JPEN

お知らせ:本イベントは既に終了しています。

「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」
ヱビスプレミアムカウンターで多様なヱビスブランドビールを提供

今年、話題を集めた新駅「高輪ゲートウェイ」の開業。JR東日本は7月14日から9月6日まで高輪ゲートウェイ駅前特設会場で「Takanawa Gateway Fest」(高輪ゲートウェイフェスト)を開催。
サッポロビールは、同イベント内ホールCにオープンしたエンターテイメントレストラン「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」に特別協賛。ヱビスの世界観を体現した「ヱビス プレミアムカウンター」を登場させた。「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」は、新たな形のエンターテイメントレストランとして、J-WAVEが主催。TOKYOの最新音楽シーンを肌で感じることができるエンターテイメントと日本文化を融合させたレストランだ。

「飲みニケーション(のみニケーション)」という言葉があるが、この言葉はサッポロビール発祥と言われている。「酒を飲む」と「コミュニケーション」の合成語で、酒を飲むことにより本音で話ができる等の変化が起こることを手法としたコミュニケーション方法で、企業の中には飲みニケーションを行うということを奨励しているところや、手当を支給しているというところも存在する。
観光的な目線、MICE的な視点でいえば、非日常の体験、ハレの日ということで、ビールは通常よりもブランドやプレミアが高いビールが選ばれることが多い。
特に、こういったイベント性の高いレストランではコンセプト通りヱビスビールを注文してしまうものだ。「まずはビール」ということもライフスタイルとして定着している。
こだわりのヱビスビールが飲めるのは食通やビール通の人であれば、「どこに行けば飲める」というのは簡単に思いつくのだろうが、一般の私たちには非常にありがたい企画だ。しかも珍しいヱビスビールも飲めてしまう。イベントということで乾杯をするのもいつもより楽しく感じる。実際いつもより多くのビールを注文し、ビールが運ばれてくるたびに何度も乾杯をしてしまった。アルコールに自信があれば全メニューを制覇してしまうだろう。私も今回、ヱビスビール、琥珀ヱビスとヱビスマイスターの3種類のヱビスビールを飲んだ。話題の高輪ゲートウェイに来られたのも嬉しかった。
そして素敵なことにフードメニューも中々予約が取れない飲食店が参加してくれている。私は「La BOMBANCE(西麻布)」の特製日本酒のつまみ(福島県産 タラの西京焼き他)や「よろにく(南青山)」のぶっかけトリュフのシルクロースなどスペシャルメニューを中心に注文した。ヱビスビールに良く合う一品で、こんな気軽に注文できて申し訳ないとさえ感じた。MICEのEはイベントのEでもある。ベニューや食事は重要な要素。今回私の参加した会合もとても懇親を深めることができ、楽しく飲みニケーションの効果を体感できた一日となった。サッポロビールでは地域を元気にする、応援する取り組みとして、ビールやお酒に絡めた見学会やイベントを開催しているとのこと。続けて参加したいと思う。

ヱビスビールについて

「ヱビスプレミアムカウンター」では「ヱビスビール」に加え「ヱビス プレミアムエール」ほか数種のヱビスブランド商品を月替わりで用意し、130年にわたり日本のビールづくりを追求してきたヱビスならではの多様な味わいを楽しめるラインアップとなった。また、提供するタンブラーの数百個に1個、鯛が2匹いる特別な「ラッキーヱビス」タンブラーが出現。「ヱビスビール」は「世界で一番おいしいビールを日本でつくる」という志のもと、1890年2月25日に販売を開始以来、その味と技術を磨き続け、日本のビール史を牽引し、本年誕生130年を迎えた。
日本の歴史や文化と寄り添いながらも、新しいことに次々とチャレンジし続け、街の名や駅名にもなった「ヱビスビール」。新しい街、新しい駅の誕生を、進化し続ける「ヱビスビール」で祝う、特別な空間となった。

エンターテイメントレストラン「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」

「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」は、J-WAVEが主催のTOKYOの最新音楽シーンを肌で感じることができるエンターテイメントと日本文化が融合した、新たな形のエンターテイメントレストラン。「ヱビスビール」以外では日本酒にスポットを当てた。元サッカー日本代表の中田英寿氏をディレクターとして迎え、過去4回にわたって開催された、中田さん主宰の世界最大級の「SAKE」イベント「CRAFT SAKE WEEK」とコラボレーションし、日本全国の選りすぐりの日本酒をテーマに沿って提供。159蔵の日本酒が週替わりで約20蔵ずつ登場し、それぞれがおすすめする銘柄を出品。好みの銘柄を見つけやすいよう週ごとにテーマが設定され、来場者は個性豊かな最高級の日本酒を楽しんだ。開催初週は「東京/東北の週」と題し、東京都内に酒蔵を構える9蔵と、自然豊かな東北で酒造りをする10蔵が登場。2週目以降は、「北信越/関東の週」、「東海/関西の週」、と地域ごとに厳選された酒蔵の日本酒を楽しめる週や、日本酒アプリ「Sakenomy(サケノミー)」のユーザーに支持される酒蔵をラインアップした「Sakenomy ALL STARS」、出品酒数世界最多を誇る日本酒品評会「SAKE COMPETITION」の受賞蔵が一堂に会する「Sake Competitionの酒」、地元のお米と水にこだわりをもって酒造りを行う「米・水・人」、スパークリングサケを得意とする10蔵が集結する「Sparkling Sake」、幻の銘酒として名高い「十四代」が率いるドリームチームが集まる「チーム十四代」など個性あふれるテーマのお酒を用意した。日本酒を提供するカウンターの中には、日本酒の瓶をディスプレイした天井まで届きそうなタワーが設置され、フォトジェニックなスポットとしても注目を集めた。

左:日本全国の選りすぐりの日本酒が楽しめる / 中央上:酒粕入りかき揚げにゅうめん「La BOMBANCE(西麻布)」 / 右上:揚げもの屋OKAMOTO 盛り合わせ〜蕗味噌添え〜「La BOMBANCE(西麻布)」 / 中央下:ぶっかけトリュフのシルクロース「よろにく(南青山)」 / 右下:筍と和牛の木の芽味塩仕立て「よろにく(南青山)」

スペシャルメニューが揃う料理
料理は、予約困難な国内の人気レストラン16店舗が集結。人気シェフ監修のもとに作られたメニューが週替わりで登場し、日本酒に合わせた、同レストランでしか食べることができないスペシャルメニューを提供した。また、今回のレストランオープンのために作られた限定のメニューを毎日のランチタイムに用意した。
初週に登場したレストランは西麻布にお店を構える、「ミシュランガイド2017」で2つ星を獲得し言わずと知れた隠れ家フランス料理店「L‘Effervescence(西麻布)」と、極上の出汁が香る絶品おでんとこだわりの日本酒とのマリアージュが堪能できる日本料理店「件(学芸大学)」。その翌週は、日本料理「六本木 kappou ukai/六本木うかい亭(六本木)」、イタリアンの「La Barrique Tokyo(江戸川橋)」、3週目はフランス料理「Restaurant Sola(フランス・パリ)」 、韓国料理「和韓・石鍋 若狭(中目黒)」、4週目は中華料理「華都飯店(六本木)」、イタリア料理の「Don Ciccio(渋谷)」、5週目はイタリア料理「ちいさな台所ひらた(広尾)」、中華料理「Wakiya一笑美茶樓(赤坂)」、6週目は日本料理「銀座・器楽亭(銀座)」、イタリア料理「Ristorante La ciau(田町)」、7週目は中華料理「虎峰(六本木)」、スペイン料理の「Arroceria La Panza(銀座)/Sal y Amor(代官山)」、最終週は日本料理の「La BOMBANCE(西麻布)」、韓国料理の「よろにく(南青山)」の順で展開された。

中田氏が全国を巡る旅の中で出会った工芸品
会場には中田氏が全国を巡る旅の中で出会った工芸品など、日本の魅力を集めたショップ「NIHONMONO TOKYO」も開設された。また平日の12時30分より、会場から生放送で「YEBISU BEER BEGINNINGS ~FROM TAKANAWA GATEWAY~」を放送。J-WAVE NIHONMONO LOUNGEに参加するレストランのシェフや日本酒の蔵元、ミュージシャン、クリエイターなど東京の次世代を担う人々をゲストに招き、公開生放送を行った。

「NIHONMONO TOKYO」

新型コロナウィルス感染拡大防止も
座席数は約100席。イベントは新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、座席間隔の確保や室内の換気強化、机、椅子などの消毒徹底など来場者とスタッフの健康と安全の確保を最優先に、徹底した対策を講じた上で実施された。

J-WAVE NIHONMONO LOUNGE 開催概要

日時 2020年7月14日~9月6日
場所 高輪ゲートウェイ駅前特設会場 Takanawa Gateway FestホールC
参加蔵数 各週約20蔵 計159蔵
レストラン数 16店舗
営業時間 11:00~21:00(L.O 20:30)
※コロナウイルス感染症の対策として、ソーシャルディスタンスを保つため、隣の席を空け、約100席に縮小して営業。
料金 事前に専用コインを購入するプリペイドコインシステム。
主催 株式会社J-WAVE
共催 株式会社サニーサイドアップ
特別協力 東日本旅客鉄道株式会社
特別協賛 サッポロビール株式会社
企画 株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
協力 ShortShorts Film Festival & Asia

Takanawa Gateway Fest 概要 

JR東日本が、高輪ゲートウェイ駅前に特設会場を設置し、2020年7月14日~9月6日に開催した期間限定のイベント。未来を疑似体験できるパビリオンをはじめ、日本初上陸の屋外インスタレーション、日本の魅力を新しいスタイルで届けるフードショップなどが開催された。

この記事を書いた人

 

橋本 真由美(はしもと まゆみ)
1982年生まれ。甲南女子大学卒業後、観光メディアの企画、編集記者に。現在は韓国・釜山と日本・大阪を結ぶ定期国際フェリー「パンスタードリーム号」の船内誌「パンスターファン」編集長を務める。

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